日本のお米は今

■日本のお米は今どうやって作られているのか?

●農家の努力が光るお米づくり

日食べている白いお米はイネの生命力と農家の人たちの努力の結晶です。
そのお米は、今、どうやって作られているかを見てみましょう。

【苗期】
田植機を使うために、苗が決まった大きさに揃うよう、そして早く田植えができるように
気温の低い時期からビニールハウスの中などで苗を育てる箱(箱苗)に土をつめ、
種モミをまき、苗を育てます。種はまいて約20日して、葉が3枚以上、苗の丈が
12~13cmくらいに育ったところで田植えをします。北日本では5月くらいから、
西日本では6月くらいが田植えの季節になります。

【分げつ期】
田植えされた苗は、生長するにつれて次々に新しい茎が、根元から枝わかれのように
増えます。これを「分げつ」といいます。田植えが終わったら分げつを促進し、
丈夫なイネを育てるために、田の水をぬいて土を乾かす「中干し」をして土に酸素を
取り入れたり、雑草をとったりします。
注:地域によって苗床づきりから刈り取りにいたる時期が多少異なります。

【幼穂形成期】
やがてイネは穂をつけるための準備に入ります。分げつによって生じた茎の根元に
小さな穂のもとが作られます。この時期を幼穂形成期といい、イネの栽培では
大事な時期です。
この時期に異常な低温にあうと冷害の原因となることがありますので、イネを元気にし、
寒さから守るため、肥料の量や水の深さなどに農家の人はとても気を使います。

【出穂開花期】
北日本では8月に、西日本では9月になると、うす緑色の穂が茎の中から出てきます。
1つの穂に約100個の花が咲きます。そしてこの花ひとつひとつが、私たちの食べる
お米になるのです。

【登熟期】
開花・受粉を経て、モミの中にでんぷんが集積され、充実してくるとだんだん穂先が
たれてきます。さらに穂をはじめ葉や茎が黄色くなり、田一面が黄金色になります。
そして、出穂後、40~60日後に収穫適期を迎え、コンバインなどで刈り取られた後、
モミは乾燥され、サイロなどに保管されます。

*(財)食生活情報サービスセンター、(財)全国米穀協会 資料より

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