お米の知恵

■誰にでもできる保管術

  1. 陽の当たらない風通しの良い湿気のない場所へ保管する。
  2. 加熱器の近くは温度が上がるので不適当です。
  3. ハイザーへ保管する場合は残っている米を使い切った状態で新しいものを入れて下さい。
  4. ハイザーは底に古いお米が残り易くなります。
     暑い時期(7~9月)は1回/毎月、底の糠が付き易い部分を、乾いた布で掃除して各部分の
     古くなった米を取り除いて下さい。1日日影干しにしてもらえると一番良いです。
  5. お米の袋には、空気穴があいています。お米は半生鮮品ですので空気の入れ替えが出来る様に
     あけてあるのですが、そこから水分が入る可能性もあります。
     雨の日の取扱い、台所での一時置き場所にはきをつけたいものです。水分が侵入すると暑い時期は
     早々に、黄色黒色のカビが発生します。

■誰にでもできる炊飯術

  1. 洗米
    1)「ギュッ、ギュッ」はさけて軽く洗って下さい。
    2)「水替え」はこまめにお願いします。
  2. 浸水
    1)夏場は30分以上、冬場は45分以上浸して下さい。
    2)炊きあげる直前に「水替え」も有効です。
  3. ザル上げ
    1)「ザル上げ」の時間は5分以内でお願いします。
    2)「ザル上げ」しないでボールに移し、水道の蛇口のしたで水を少しだしておくのも一手。
  4. 炊飯
    1)釜の外側の底、そこに触れている部分が汚れていないかチェックして下さい。
      汚れていたら掃除をお願いします。
    2)後は、釜まかせ。
  5. むらし
    1)10分以上はむらして下さい。
  6. シャリ切り
    1)米をつぶなさないように、下の米を上にあげる感覚で。
注)早炊き
1)あまりおすすめできません。
2)いたしかたない場合には「洗米」から「ぬるま湯」で。
3)「水加減」は多めにしてお願いします。
注)水加減
1)新米は定量よりちょっと少な目に。
2)春先には、定量よりちょっと多目に。
3)7月からは定量の一割増しが目安です。

■誰にでもできるシャリ保存術

  1. 一般の保温ジャーは、4時間位が限度です。
      長くなると黄色に変色し、固くなってきます。
  2. 昔の「オヒツ」は日本人の知恵として最高のものでした。
     木で作ったものですから呼吸しているので米の品質が落ちにくいわけです。
     (ただ、湿度の維持はできなかったので冬はコタツの中へ入りました)
  3. 現在でも、炊き上げ後の食事で残ったものは小分けにしてタッパーに保管しておいたらいかがでしょうか?
     冷蔵、冷凍によって時間が違いますが水分を加えて電子レンジで温め直すのも一手です。
     (ある飲食店では、前日の夜残った米は全てトレーにとってラップして冷蔵庫に保管します。
      翌日の朝、日本酒を霧吹きで吹きかけて電子レンジでチンします。
      翌朝一番で炊いたシャリを混ぜると、ムダなく使うことができます)
  4. 保温ジャーで保管する場合には、シャモジは注意しましょう。
     使用する度に水で洗うように心掛けて下さい。また、ジャーの中にシャモジを入れたままに
     しないで下さい。シャモジに付いた雑菌が繁殖して、シャリが変色する場合があります。

■お米の問題例

状況 考えられる原因
粘りがない
堅い
・炊飯時の「水」の量が少ない
・「ハイザー」の計量ミス(米が多い)
つやがない
甘みがない
・「ざる上げ」が長すぎる
・洗米機の使用時間が長い(2分以内)
・保存時期が長すぎる
保温時に変色する ・「シャモジ」が常時「ジャー」に入っている
・「シャモジ」が使用時に洗われていない
・保温時間が長すぎる
・「ジャー」に「汚い布巾」を掛けている
・保存時間が長すぎる
米が立たない
「ベチャッ」となる
口に残る
・洗米後「ざる上げ」が長すぎる(細米)
・洗米機の使用時間が長い(2分以内)
・炊飯時の「水」の量が多すぎる
・保存時間が長すぎる
「うまくない」 ・「水加減」が妥当でない
・腰が「強い」「弱い」の好みによるもの
・保存期間が長すぎる
「米」に色が付いている ・「水」の混入
・異物の混入

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